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レーザー治療(光線力学的温熱療法[PHT])

近年、食生活や飼育環境の変化、ストレス、高齢化などにより、小動物の疾患も多様化しており、ガン、心臓病、糖尿病など、ヒトに見られる病気のほとんどは小動物にも発生している状況です。

とりわけ皮膚疾患はアレルギーを持つ小動物の増加で多く見られ、中でも悪性腫瘍(以下:ガン)は死因のトップになってきております。
ガン治療は、従来までは「外科的療法・化学療法・放射線療法」の三大治療が主でした。
しかしながら、放射線治療は利用できる施設が限られており、実際には外科切除と化学療法しか実施できない場合がほとんどでした。
また、副作用など動物の体に負担がかかることが多く、日常生活に支障がでることもありました。

スーパーライザー(Hyper5000A2J;東京医研)の光線温熱療法はガン細胞の生存温度の上限(42℃程度)と正常細胞の上限(45℃)の差を利用して、ガン細胞のみを壊死させる光線治療器です。
体の外から温熱を加えるので痛みもなく、副作用もほとんどありません。
ほとんど副作用が無いため、多量の抗ガン剤を使いたくない方、何度も手術をして再発で困っているいる方、手術や放射線療法を躊躇している方。
この他、高齢などで麻酔がかけられず局所的治療しかできない場合などにも、副作用や痛みを伴わない治療が可能です。
その為に、現在受けている他の治療との併用療法も可能ですし、再発予防にも期待が持てます。
ただし、すべてのガンに適応されるわけではありません。
当院の症例は、こちら

ガン治療の他にも、関節炎や椎間板ヘルニアなどの疼痛管理、慢性皮膚疾患や外耳炎、歯肉口内炎、術後の消炎・鎮痛・創傷治療促進など。この他、神経疾患では、前庭疾患、自律神経疾患、排尿障害や胃腸疾患、便秘などの治療にも効果が期待できます。
レーザー治療、腫瘍 レーザー治療、顎関節症

当院でも実施可能となりましたので、詳しいことはお気軽にお問い合わせください。

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